C++Builder2007ファーストインプレッション その2:いきなり実戦投入編
BDS2006のあまりにも怪しすぎるバグにむかついたので、いきなりC++Builder2007を実戦投入ww
- プロジェクトの移行に関しては、BCB6→BDS2006への移行ノウハウが使えるので、今のところ問題なし。
BDS2006のプロジェクトを移行すると、*.cbprojというファイルが出来る。JCL/JVCLを使っている場合、パッケージ名を*D10Rから*D11Rにエディタ等で変更する。
それなりの規模のアプリだけど、移行はこれだけで済んだ。
- 環境変数PATHに"C:\Documents and Settings\All Users\Documents\RAD Studio\5.0\BPL"を追加しておかないと、起動時に怒られる。
- プリコンパイルヘッダはプロジェクトのDebug_Buildとかの直下に変更。個人的はこっちのほうがいい。
- コンパイル速度に関しては、体感速度だけど意外と速くなっている。
- 構造ペインは本当にまともになっている。今まで、独自クラスとかだとまともに機能しなかったのが、ちゃんと関数の定義位置にジャンプする。まぁ、当然といえば当然だけど。
- 「仮想フォルダ」はマジで便利。例えば、フォームがたくさんあるプロジェクトを機能毎にフォルダ分けしたりとか。
怪しすぎるバグ(__fastcall付きのフォームメソッドを呼び出すと、引数の中身が破壊されるケースがある、厳密にはコールスタックが破壊される)件は大丈夫っぽい。
現象が発生する最小のプロジェクトにしても現象は発生しないから困っていた。
とりあえず、こっちで様子見だ。