2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スマートポインタの使い方 その2:shared_ptr

shared_ptrを使ってみる unique_ptrが変数の寿命が尽きた段階でメモリ領域を開放するのに対し、shared_ptrは参照カウンタを持ち参照カウンタがゼロになるとメモリ領域を開放する。 #include <tchar.h> #ifdef __BORLANDC__ #include <boost/tr1/memory.hpp> namespace std { using namespace</boost/tr1/memory.hpp></tchar.h>…

TBalloonHint::ShowHintの使い方

TBalloonHint::ShowHintに問題があるみたいで、代替にJVCLのTJvBalloonHintを使うというエントリーを書いたのだけれども、Embarcaderoの高橋さんからコメントがあって、再テスト。自分の勘違いで問題が無いことが確認できたのだけれども、以下の点に注意。 T…

スマートポインタの使い方 その1:unique_ptr

スマートポインタって何? C++において、operator newでメモリ領域(ヒープ領域)を動的に確保した場合、その領域はoperator deleteでプログラマが責任を持って解放してやらなければならない。しかし、deleteを書き忘れたり、例外が発生したときの処理を怠っ…