BorlandがIDE事業を売却
とりあえず、場所だけ用意しておいて何もせずに放置していたら、メガトン級のビッグニュース。
こっちでも書いたけど、DelphiやC++BuilderなどのIDEは今すぐ無くなるのではなく、まず、IDE部門を分社化。その後、売却先を探すという流れ。当面の間は開発ロードマップも継続される。
で、BorlandのニュースグループやBlogを翻訳ソフトの手助けで斜め読みしたところ、おおむね好反応。
まぁ、そうだよね。Borlandは迷走していてIDEをどうしたいのか全然見えなかったのだから。それが、IDE部門を分社化することによって「新会社」はそれで喰わざるを得ない状態。C++BuilderやDelphiを愛用しているユーザーとしてはwktk状態でしょう。
でも、ぶっちゃけ、BorlandはTogetherを同化したつもりが、逆に同化されたというのは言わない約束かな?
個人的には「終わりの始まり」になって欲しくないけど、はてさてどうなるか?
追記:
さて、いきなり日記のタイトルを変更せざるを得なくなった。売却によってBorlandのブランド名は使えなくなるのだから。ま、それは変わってからでいいか。
JCL 1.72 リリース
C++Builder/Delphiの拡張ライブラリ、JCLの新バージョンがリリース。
個人的に注目したいのは、C++Builder/Delphi/BDSのIDEがCVS/Subversionと連携出来る機能が実装されていること。
この機能は「ライブラリ」とはいえないけど、まぁ、その辺は気にしないように。( ̄ー ̄)ニヤリ
ただし、IDEと統合するためにはTortoiseCVSかTortoiseSVNが必要なので、別途インストールしておきませう。
あと、デフォルトではこの機能はインストールされないので、オプションで[Packages-IDE experts-Version Control]のチェックをONしておくことに注意。
おいらは、正式リリース以前にCVS SnapshotをBDS2006にインストールしてちょっといじっていたけど、なかなかよさげ。
BorCVSの変わりとして十分使い物になる気がする。まぁ、TortoiseCVSを呼び出しているだけだから、使い物にならないほうがおかしいんだけど。