第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その4:コンポーネントTJvWizardについて
本編では時間が足りなくなりそうなので思いっきり端折ったTJvWizardについての補足。
こいつは、よくあるウイザード画面を実現するコンポーネントでJVCLのインストーラーもこいつを使用してる。
使い方はTPageControlとTTabSheetに近く、TPageControlに「次へ」ボタンなどの制御ボタンが実装されたものと見なせばOK。TPageControlに相当するのがTJvWizardで、TTabSheetに相当するのがTJvWizardWelcomePageとTJvWizardInteriorPage。もう一つの違いはウイザード画面の制御コントロールが3種類ある。
制御コンポーネント | 表示形式 | 「ページ名」として使用する各ページのプロパティ |
---|---|---|
TJvWizardRouteMapList | リスト形式(ページ名一覧を縦に並べる) | Caption、Title、Subtitleのどれか。ItemTextプロパティで決定。 |
TJvWizardRouteMapNodes | ノード形式(ページ名一覧をマップ形式で並べる) | Title |
TJvWizardRouteMapSteps | ページ形式(カレントページと前後のページ名を表示) | Caption |
ページ移動時に発生するイベントがいろいろあるので、その辺を注意すればかなり便利なコンポーネント。