Solaris 10 (SPARC)をSubversionサーバにする(svnserve使用)
以下の手順でインストールをした。
1.http://sunfreeware.comからパッケージをダウンロード&インストール
2.rootでリポジトリを作成する。
# svnadmin create /home/svn
3.デーモンとして起動するようにする。(参考:http://www6.atwiki.jp/divadiva/pages/38.html)
3-1. /etc/servicesに以下の行を追加
svn 3690/tcp # Subversion server svn 3690/udp # Subversion server
3-2. /etc/inetd.confに以下の行を追加
svn stream tcp nowait root /usr/local/bin/svnserve svnserve -i -r /home/svn/
3-3. inetconvを実行してSMFがSubversionを管理できるようにする。
# inetconv
確認はinetadmを実行。
# inetadm | grep svn
svnserveが起動しない場合にエラーメッセージを見るには、適当なwebブラウザを開いて
http://サーバ名:3690
と入力する。そうすると、svnserve起動時のエラーメッセージがWebブラウザに表示される。
これ、ポート番号を変えれば他のエラーメッセージも取れるかも。
4. 認証の設定
4-1. リポジトリにあるconf/svnserve.confを編集する。
[general] anon-access = read # 匿名ユーザーは読み込みのみ auth-access = write # 認証済みユーザーは書き込みOK password-db = passwd # パスワードファイル名 realm = MY Repository # リポジトリの説明
4-2. パスワードファイル(conf/passwd)を編集
[users] a7m = a7mpassword
パスワードファイルには暗号化しないパスワードを記述するので、chmodを使ってアクセス権を制限する。
# chmod 600 conv/passwd
5. ローカル(Windowsマシン)で管理していたリポジトリの移行
5-1.コマンドプロンプトを開いてsvnadminを実行
D:\home\svn> svnadmin dump D:\home\svn > D:\dump070619
5-2.ダンプファイルをサーバーにコピー
5-3.ダンプファイルをインポート
# svnadmin load /home/svn < dump070619
予想よりあっさり動いた。∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
リポジトリ内の日本語を使用したファイルも問題なし。