2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

RAD Studio XEからSSHトンネリングを利用してSunversionリポジトリにアクセスする

LinuxやFreeBSDといったUnix系OSにSSHとSubversionがインストールされていれば、RAD Studio XEからでもSSHトンネリングを利用してリモートのSubversionのリポジトリにアクセスできる。 サーバーは以下のように設定されているものとするので、適宜読み替えて…

ファイル検索ツールを作ってみた

いわゆる、GUI付きGrepを公開しました。詳細はアーカイブ中のヘルプファイルを参照してください。ちなみに、元ネタは第12回デベロッパーキャンプ「C++Builder ライブラリ徹底活用法」のサンプルコードで、こいつをブラッシュアップしたもの。既存のテキスト…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その4:コンポーネントTJvWizardについて

本編では時間が足りなくなりそうなので思いっきり端折ったTJvWizardについての補足。こいつは、よくあるウイザード画面を実現するコンポーネントでJVCLのインストーラーもこいつを使用してる。 使い方はTPageControlとTTabSheetに近く、TPageControlに「次へ…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その3:エディタコンポーネント SynEditについて

本編で軽く紹介したSynEditについての修正アーカイブを公開しました。修正点は以下の通り。 RAD Studio XEのカラースキーマ取り込み(Delphi/C++) RAD Studio XE用のプロジェクトで、C++Builderでも使用できるようにした RTF形式の出力で、日本語文字列が化…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その2:Delphi用のプロジェクトしかないコンポーネントをC++Builderにインストールする

RAD Studio(C++BuilderとDelphiの両方)がインストールされている場合は、Delphi用のプロジェクトのプロジェクトオプションを変更することによって、C++Builderのプロジェクトでも使用可能。当然、コンパイル後のパッケージではなくソースコードが必要。 RA…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その1:JCL/JVCLをRAD Studioへインストールする

RAD Studio XEにインストールする場合は以下の点に注意。RAD Studio XEはJCL2.21 & JVCL2.40で対応。これらは、パートナーDVDに含まれている。 $(BDSCOMMONDIR)*1にフォルダ"hpp"を作成する。C++Builderが使用するJCLのヘッダファイルはここに生成される。*2…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ セッションB2自己フォロー その0:Q&Aとその補足

会場とtwitter経由で質問事項があったのでそれの文書化とその補足。 Q1.JCL/JVCLの安定度は? 自分が使っている分には問題なし。実際、お客さんへの納品物にかなり使っています。会場では「DB関連は怪しいかも」と発言したけど、補足するとC++Builder6の頃で…

第17回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプで喋ってきた。

参加者の皆様お疲れ様でした。 うまくしゃべれたか判りませんが、質問はTwitterかここのコメント欄で受け付けます。最低、自己フォローとしてやらないといけないのは、以下の4点。 JCL2.21 & JVCL2.40でのインストールの変更点とC++Builderにインストールす…

JCL2.21 & JVCL2.40リリース

Delphi/C++Builder XEに対応した、オープンソースライブラリ&コンポーネントのJCL2.21とJVCL2.40が正式リリース。デベロッパーキャンプの前に正式版が出て何より。と言っても、XEのパートナーDVDにはしっかり含まれているので、正式リリースは少し前だった…

RAD Studio XEファーストインプレッション その3:VCL&サードパーティコンポーネント編

UnicodeStringに関するちょっとした仕様変更 UnicodeString::t_char()は移行期間が過ぎたということで「非推奨」に。それに伴い、プロジェクトのTCHARのマッピングがデフォルトでwchar_tに。よって、C形式の文字列ポインタ(const wchar_t*)が欲しい場合は、c…